六壬 8. プログラムの見方

2011/11/20 日曜日


公開しているプログラムは、まず、地盤、天盤、十二天将を計算します。次に四課三伝をつくり、六親を割り振っています。独自に解釈したい場合は、ここまでを見ればよいと思います。

次に「分析」というセクションがあります。

ここでは、日干(自分)とニ課、三課、四課、初伝、中伝、末伝の十二支の関係を分析しています。
分析の基本を以下のように記してあります。

「十二天将と支」では、四課に座った天将と支の吉凶から、考察される事象を書いています。参考程度です。

次に「○○課は」で始まる課の一般的な評価を記しています。
これは基礎編の十二支の関係で考察したように、十二支の間には強弱があります。それを+3,+2,+1,0,-1,-2,-3で示してあります。すなわち、合、会、生、比、剋 、冲、刑です。
ここまでが、一般的な占事にかかわらない考察です。

次に「占事ごとの評価」で、各占いにおける一課が表すこと、三課があわらすことを示します。

あとは、十二天将による事象の解説と、最終的な判断の方法を記してあります。ここでも吉凶は+3から-3で示されています。

このプログラムでれは基本技だけで構成しました。多くの例外、特例事項をすべて外してありますが、それでも相当の的中率を示します。六壬の素晴らしさを実感してください。

プログラムメモ

ここでは、六壬をプログラムしているうちにわかったことなどをメモしていきます。プログラムはほとんどがPHPです。

月将について

月将は、二十四節気の中気を取ります。ここから、二十四節気を調べれば月将を計算できることがわかります。私は天体計算が出来るほどの数学の知識はないです。二十四節気の略算式を記述されておられる方がおられ、応用させていただきました。ありがたいことです。

干支日について

干支日は、本当に十干十二支がグルグル回っているだけです。このプログラムを書いていて、もっとも最近の甲子の日は、2010/1/14でした。そこから経過日数分、順番に回していけばいいということです。

運命学

Posted by たかお