今回は医師が書いた<香り>はなぜ脳に効くのかからいくつかインセンスの効果を挙げてみたいと思います。
がん
サンダルウッド、パチュリ、レモングラスはがん細胞にとても強い影響を与える。(p117)
イランイラン、スウィートオレンジ、グレープフルーツ、サイプレス、ジュニパーベリー、フランキンセンス、ベルガモット、メリッサ、レモンは強い影響を与える(p117)
肥満
グレープフルーツの芳香が食欲を抑える。さらに交感神経が優位になり、脂肪を燃焼させて体温上昇する。
(医学的実験で証明されているのですから「私には効かない」と言わず気長に試しましょう!)
高血圧
ラベンダー、イランイラン、ベルガモットのブレンドを四週間吸入することでストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールが低下し、血圧と脈拍の有意義な低下が認められた(p129)
脂質異常(高脂血症)
ブラッククミンは血液コレステロールレベルや中世脂肪レベルを低下させる(p130)
月経困難症
血液循環の改善や鎮静作用のためによく使われるものは、カモミール、クラリセージ、真正ラベンダー、ローズ (p136)
月経前症候群(PMS)
真正ラベンダーやゼラニウムなど鎮静作用のあるものを
更年期障害
エストロゲン不足が原因なので、ホルモンのような作用のあるクラリセージやサイプレスを用いる。
不定愁訴には鎮静作用のある真正ラベンダーや不眠には催眠作用のあるスイートオレンジ。(p137)
アレルギー性鼻炎
ユーカリやティーツリーなどをハンカチに垂らして嗅ぐと炎症をやわらげてくしゃみや鼻水を抑える(p146)
不眠症
ローズウッドが第一におすすめ。他にはコリアンダー、イランイラン、真正ラベンダー、ラベンダー・スーパー、プチグレン、クラリセージなど
さらに詳しく知りたい方は、ぜひ本をお読みください。