Galaxyについて
ライトアンドサウンドマシンの概要については、こちらで触れました。
以前はMind Spaをお勧めしていましたが、若干機器が高いので手が出ない人が多かったのと、このGalaxyは安価なのに他の機種にない利点があります。この装置は単なるリラックス以外の重要な目的に使えるのです。(後述します)
もちろん、基本機能はきっちりしています。
ストレスの軽減、深いリラックス、安眠、逆にほどよい緊張、Galaxyは自由に精神のリズムを変えることができます。
これは、一定のパルスによる脳の引き込み現象を利用したものですから、ほとんどの方が設定通りの経験をします。(てんかんの方は使わないでください) 一度のセッションは20~40分程度です。使用に慣れてくると、より、望みの状態に入ることが簡単になります。そのために「継続して使うこと」です。 脳波の種類には以下のように4つの特徴的なものがあります。 ベータ 13から40Hz 一般的に思考している時や体が活動している時の脳波の状態です。高いベータ波は不健康なストレスや不安感につながります。 アルファ 8から12Hz リラックスしていながらも目覚めていて楽に集中できる状態です。 シータ 4から8Hz 深くリラックスした状態で自由に意識が内面的に集中している状態です。 デルタ 0.5から4Hz 深く眠っている状態で精神や肉体の再生が起こります。
プログラムについて
Galaxyには以下のプログラムが最初から設定されています。 使う方は番号を指定し、スタートボタンを押すだけですぐにセッションを初められます。
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- Regeneration 一日の終わりにリフレッシュする 20分
- Deep Relax 潜在意識を利用した学習などに必要な深いリラックス 30分
- Theta One 言語学習テープと一緒に 44分
- Cat Nap お昼寝用 10分
- Visions クリエイティブな思考が必要な時のリラックスに 25分
- Earth Resonance 瞑想用のリラックスに 30分
- Inner Focus 自分の内面をみつめ、考察するために 30分
- Mind Magic 1 飛行機の時差ボケを治すために 60分
- Sports 活性化かつリラックスするため 15 分
- Energize 集中力を高める 15分
- Mind Magic 2 飛行機の時差ボケ、元気を取り戻す 30分
- Power Regeneration 集中して勉強するといった集中力を高めるために 20分
- Wave Pattern Breathing 深い呼吸と共にリラックス 20分
- 24 Minute Nap 24分の昼寝用 24分
- Comfort Through Calmness シータ、デルタ波まで深くリラックスし目覚める 30分
- General Tune Up ゆっくりした音楽と共に瞑想するため 45分
- Fluid Movement すべらかな動き?30分
- Forever 永遠 25分
- Meditation 瞑想 34分
- Performance Intensive 活性化する時に 18分
- Lusid Dreaming 自覚夢を見る前に 20分
- Whole Brain Learning 学習脳の活性化 30分
- Clearing Your Mind 心の浄化 36分
- Transformation Now 今、変容する 20分
- Long Meditation 長い瞑想 60分
- Body Mind Awareness 体の心に気づく 25分
- Brain Brightener 脳の活性化 20分
- High Energy Knowing 25分
- Fourth of July 12分
- U.F.Oria ずっと
使い方は簡単で、
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- ヘッドフォンとゴーグルのプラグをそれぞれ本体の記号のあるところに差し込んで、スイッチをいれます。
- 次に↑↓で、プログラムの番号を選びます。▶■ボタンでスタート。目を軽く閉じて、プログラムを楽しんでください。
- ダイヤルで音量、光量の調整ができます。
以上、たった3行のステップで使えます。簡単ですねー。 電池の入れ方がわからないという方は、こちらのビデオの一分三十秒あたりを見てください。 これが役にたつのです。 自分が望む脳波に至る時間がわかり、そこで教材やビジュアリゼーションを開始することができるのです。 したがって、以下のことがほぼ確実にできるのです。
ひらめきを得る
仕事などの途中で、この先どう進めばいいのか方向性が見えなくて、どうすればいいのか分からなくなることがあります。 通常の人は考えればでると左脳偏重でロクでもないことを思いつくのが関の山です。 しかしライトアンドサウンドマシーンのユーザーはそれを無理に頭から搾り出そうとする必要はありません。 リラクゼーションのプログラムのどれかを選び、何かを始める前に5分間目を閉じましょう。 こうすると創造性が発揮され、脳が新しい状態になっていることに気づくでしょう。 大抵の場合、使用後、数時間以内に「あ、そうか!」というひらめきを体験するでしょう。 それは潜在意識に届いた問題提起の回答が潜在意識から届けられたことを意味します。
願望達成への応用
これらの周波数と瞑想での脳の状態を見ればわかると思いますが、いとも簡単に深い瞑想と同じ状態、つまり変性意識状態に入ることが簡単にできます。 しばしば、変性意識状態こそは潜在意識と顕在意識とが出会える場だといいます。 この装置はその場を、なんの修行もなしに作りだすことができるのです。 具体的には次のようにします。 ヴィジュアライゼージョン まず、あるべき姿を現した写真やビデオを用意しましょう。 最初に写真やビデオに集中します。 引き出されるイメージ、感覚をふくらませます。 ここからGALAXYを使います。 現実に思えるエピソードを作ってみましょう。 最初はなかなかうまくイカないかも知れませんが、繰り返し行っていれば必ずできるようになります。 子供のころは写真なしでも、おはなしを作っていたかと思います。 エピソードを経験したら、どんな感情をいだきますか? それをまざまざと「体験」してください。 セッションが終わるとすっきりした気分でいるはずです。 潜在意識と協力して、イメージを作る作業をしているのですから、他にこれほど強力な方法はありません。 この方法は他者に対しても影響を与えることができる、ということをご存知でしょうか。 いきいきと現実のエピソードを作り出しましょう。
アファメーションとの応用
ポジティブなアファメーション(心の中の独り言)を作り、適切に唱えることは成功に深く影響します。
とくに視覚より聴覚での認識が得意な方はビジュアリゼーションよりよいでしょう。
自己催眠だとしてもアファーメーションは有効です。
自分に何を言うか、言葉を決めることは言い方と同じくらい重要です。
あなたが自分に言う言葉はすべて潜在意識にとって重要です。
本当は、起きている間、あなたは意識があろうと無意識であろうと、ポジティブかネガティブな性質の脚本のセリフを心の中で常に言い続けています。
(この点に注意してください!いくらライトアンドサウンドマシンを使おうが、その間だけポジティブであってもたいして役には立たないのです。)
脳の潜在意識の部分は簡単で明快なコミュニケーションをします。
言葉の感情的な内容に反応します。
その言葉に関連するイメージを思い浮かべます。
またネガティブな言葉であっても、さえぎったりしません。
自分にとって印象深い言葉と関連する感情や映像が浮かぶ、言葉を選ぶようにします。
例えば「私は二度と失敗しない」と唱えると、「しない」という言葉は消え去り、感情的な「失敗」を経験します。潜在意識にこのような感情を与えるのは過去の失敗の映像を思い出したことが原因です。
ですから、ひとつひとつの言葉が自分がポジティブだと感じるものを選んでください。
他人とは違うことはよくあります。
良いアファメーションは短く明快でポジティブなものです。
アファメーションは心が静かな状態で集中するのが最善です。
アファメーションの作り方
まず、必ず紙に書いて作ってください。いくつか試行錯誤して、言葉を慎重に選んでください。
1. アファメーションは短く
短く簡単な言葉にしましょう。なぜなら簡単な方が潜在意識はポジティブな映像や感情として吸収しやすいからです。
2. 明確にする
明快にすることは重要です。明確であれば理解しやすく潜在意識に印象が残りやすくなります。
3. ポジテイィブであること
言葉の使い方やその力に注意します。
しない、しないだろう、やめようという言葉は使ってはいけません。
他人を動かすような言葉もネガティブです。自分が動く言葉はポジティブです。
4. 今、信じられることにする
自分の言葉を信じることができなければアファメーションの効果はありません。
例えば「私は人生をコントロールしている」よりは「人生において成功する力が私にはある」の方が良いでしょう。
現状まだ達成できていないことをできた、とウソをつくよりは、ポテンシャルはすでにある、のほうが信じられることです。
5. 現在形の文章にする
今起こっているという調子の言葉にしましょう。「今ここ」に集中しましょう。「しつつある」というのはとてもよい言葉です。
現象が見えなくても「しつつある」のです。
6. 繰り返す
あまりやたらと繰り返さないでください。それは自分に対して信じていないことを示してしまいます。
セッションを行っている時に繰り返すくらいで十分です。
これが、ライト・アンド・サウンドマシンの隠された使い方です。