冷え症対策:ハーブティー

ハーブやサプリメントというものは、日本では気軽に売買されています。
それゆえ、「毒にも薬にもならない程度」と思われがちです。

しかしながら、モノによっては医薬品なみに効くものも多くあります。
MindCraftではその中でも、体が不調な時に効果的なハーブ、心がつらくて不安な時に効果的なハーブをブレンドしています。

ハーブはその草全体を使うのでナチュラルでやさしい感じがするところがいいですね。

しかしながらハーブはお茶として飲む時に野菜や果物のように洗ったりはしません。できるだけオーガニックで出処がはっきりしたものを選びます。
そういう背景があるので、「安いものでいい」という考えは捨ててください。安くてオーガニックで高品質なものというのは残念ながら、存在するわけがないのです。

さて、Mind Craftではハーブをどう使っているかというと、エッセンシャルオイル同様「短時間でリラックスする」ことに主眼を置いています。

しょうが

英語でジンジャーといえばハーブっぽいですかね。
しょうがにはジンゲロール、ショウガオールの二つの有効成分があります。ジンゲロールは解熱・発汗作用があり末端まで血行を良くします。ショウガオールはジンゲロールから生成され、乾燥することで増加します。ショウガオールは胃腸を刺激してその動きを活発にして熱を発生させて体の内部から温める効果があるため、乾燥したしょうがは体を温める効果が非常に高いのです。

その中でも金時しょうがは有効成分が普通のしょうがの4倍も含まれるので、体を温める効果はさらに大きいといえます。
風呂あがりにショウガ湯を飲むと、「冷え症ってなんだっけ?」くらいの感じになります。

特徴的なのは、そういう時には鼻がツンと抜けた感じがすることです。
とはいえ、ご存知のように主張の強い素材なので他のハーブと混ぜることはあまりしません。

金時しょうが湯

セントジョーンズワート
これはうつ病初期に効くことが数多くのデータで立証されているハーブです。
つまり薬に近いので、なにか病院から薬をもらっている時には薬剤師にご相談ください。

とはいえ、心の不安、怒りや悲しみがこみ上げてくる時、理由もなくそわそわして不安な時には、精神症状を落ち着けてくれるセントジョーンズワートは有効です。
有効成分ヒペシリンが感情に関わる脳内物質モノアミンの分解を阻害することにより、脳内のモノアミンの量が増え気分を向上させる と考えられます。
最新の研究ではヒペルフォリンという成分が抗うつ成分であることが確認されました。 脳細胞から放出されたセロトニンは、すべてが隣の脳細胞に届くわけではなく、セロトニンのかなりの量が元の脳細胞に 戻ってしまう性質がありますが、ヒペルフォリンは、セロトニン再取り込みを抑え、セロトニン量を維持する働きを持っています。
*セントジョーンズワートに即効性はなく、効果が現れるまで2~3週間継続させる必要があるといわれています。

パッションフラワー
鎮静効果があり、神経の緊張や精神的な不安を和らげてくれます。過度の緊張や精神上の不安から起こる過敏性腸症候群や不眠、ストレス性の高血圧や喘息などに効果を発揮します。

カモミール
体内の平滑筋組織を落ち着かせる作用があり、腹痛や胃痙攣などにも効くくらい筋肉の緊張を和らげる効能があります。
また、カモミールに含まれるアズレン誘導体という物質が胃の粘膜を修復して丈夫にし、消化機能を正常な状態に整えてくれる点も見逃せません。

レモン・バーベナ
その名のとおり心地よいレモンの香りで神経の緊張や不安、悲しみを和らげて、気持ちを穏やかに明るくさせてくれます。

オレンジ・ピール
オレンジの皮の乾燥品です。抗うつ作用だけでなく、神経を鎮静させる働きもあります。不安で眠れない夜は、からだを温めながら心地よい眠りを誘います。

ラベンダー
鎮静効果があるハーブとしては、トップにあがるものでしょう。ストレスでこわばった心身をリラックスさせ、不安やイライラを解消します。神経を安定させてくれるので、高ぶった時に落ち着けるには特に有効です。

ネトル
血行促進効果がありビタミンや鉄分が豊富に含まれていることから、食生活の改善にも役立ちます。
また、ネトルに含まれているヒスタミンが、喘息や花粉症などのアレルギー症状を緩和すると言われています。

対策品

Posted by たかお