冷え症の原因:自律神経の不調
実は「冷え症」にマインド・クラフトが注目したのは、この自律神経の不調でスピリチュアルもへったくれもない状態の人が多数いることに気づいたからです。
たとえば、強いストレスから自律神経が不調の辛さから、ポジティブに考える余裕がない人。
そういう人は、自分が普通だと考えず(考えたくはないでしょうけれども)少なくとも未病の状態であることを自覚しましょう。男性の冷え症の多くの原因が、ストレスによる自律神経の乱れです。
(以下を読まれる前に、ぜひ<a href="http://www.mind-craft.net/cold/cold_check.html">冷え症セルフ・チェック</a>をやってみてください。)
自律神経とは自分の意思とは無関係に自律的に働くことから自律神経と呼ばれています。
あなたが意識しないまま、食事を取れば唾液が出たり、胃や腸が動いたり、運動をすれば心臓の拍動が上昇したり、寒いと代謝があがり、暑いと汗を出し体温を下げる調節をするなど人間が生命を保つうえで欠かせない働きを担っています。
自律神経はアクセルとブレーキに分かれていて、目覚めているとき、興奮しているときに優位になる交感神経と眠っているときやリラックスしているときに優位になる副交感神経があります。
血管は、自律神経によりコントロールされているため、暑い時寒い時以外にも、交感神経が興奮していると収縮します。副交感神経が興奮している時には弛緩します。
自律神経が適切に働かないと多くの症状が出ます。肩こり、頭痛、眩暈、やる気が出ない、などなど。
放置しておくと、症状は悪化し、日常生活にも支障をきたすようになってしまいます。
この自律神経が適切に働かない理由は以下のものが考えられます。
ストレス
緊張感で交感神経ばかりが興奮し、副交感神経が働くなり、リラックスすることがなかなかなない。
結果、血管が収縮し手足が冷える、ということが起きます。
もうひとつは、体を動かさずに頭ばかりを酷使することで頭に血が上り体のほうに降りない、いわゆる「のぼせ」状態になった時です。これも考えてばかりいるということで、ストレスに分類しました。
いずれも対処法は同じです。
環境がわからなくなる
エアコンにより部屋は一年中、同じ温度です。ところが外にでると突然の温度変化に見舞われます。
体温調節機能が上手く働かなくなり、夏は冷房の使い過ぎで、身体が冷えて体調不良になり、冬は暖かいをとおりこし、暑いため身体は夏モード。そこに冷気を浴びて身体が冷える、ということがおきます。
環境の変化に対処するには、基本的に身体が環境に左右されにくいくらいに十分な発熱量をもっていることが大事です。これについては、体の活性不足の記事をお読みください。
ストレスに対処するには
冒頭に自律神経について延々と書きましたが、意識している自分以外に潜在意識にコントロールされている自律神経の働きを認めてあげてください。
それが不調だということは、あなたの体が悲鳴を上げているということです。
日本人はお風呂好きで有名ですが、お風呂に入ってあたたまるとリラックスしますよね。
体を温めるとリラックスするし、血行もよくなるのです。
当たり前のことですが、やってますか?
エアコンなどに対処するために、夏でも毛布やマフラーは置いておいたほうがいいのです。
ただでさえストレスの多い社会で、体に無駄な負担をかけるべきではありません。
また、精神が疲れてうつ病になりそうだ、と自覚できるくらいの初期の段階ですと、ハーブが効きます。
セントジョンズワートというハーブがありますが、これは初期のうつ病では有効であることが医学的にも立証されています。国によっては薬物扱いとなっています。
ただし、妊婦の方は服用しないでください。