冷え症の原因:ホルモンのアンバランス

2014/2/28 金曜日

多少の年配になると女性は「更年期障害」ということでホルモンのアンバランスが起きることはよく知られています。
もともと女性は月経などでわかるとおり、ホルモンのジェットコースターに乗せられているようなものです。

男性はなくていいねー、と思いがちなのですがとんでもないのです。男性も年を取るごとに男性ホルモンは減少し、性欲減退、不眠、疲れやすいということが起きます。

(以下を読まれる前に、ぜひ<a href="http://www.mind-craft.net/cold/cold_check.html">冷え症セルフ・チェック</a>をやってみてください。)

そこに、タバコ、不規則な生活、酒、で必ずしもよい血流ではありませんから、冷え症となるのです。

困ったことに多くの年配の男性は先入観が強いですから、「冷え症は女性のもので、男はならない」と思い込んでいるので症状の軽減に取り組もうとしません。

<h2>対処法</h2>

まず第一にいえるのは、年配になったら体に負担になることをやめることです。

  • 不規則な生活
  • 暴飲暴食
  • 脂っこいものを食べる
  • タバコ

もう自分は若くないのだ、と悟るところから、不快感を除くことは始まるのです。

同時に代謝機能が落ちていますから、体を温めるものを着る、食べることです。

男性ホルモンの減少に対しては亜鉛をふくんだサプリメントが有効だということもあります。

ホルモンバランスと自律神経の間には密接な関係があります。
大脳の視床下部はホルモンバランスと自律神経のどちらもの司令塔なのです。

自律神経は交感神経と副交感神経のバランスにより機能しており、交感神経は代謝、消化などの生命活動を活発にする働きをし、副交感神経は交感神経とは全く逆の働きをしています。
約12時間ごとに二つの神経の優位が入れ替わるとされ、日中活動的になるのが交感神経、夕方から夜間にリラックスするのが副交感神経です。

ストレスなどで脳が休む時間が減ると自律神経が興奮し、交感神経と副交感神経の優位入れ替わりのバラン スが崩れ、自律神経失調症の様々な症状をを引き起こします。交感神経と副交感神経はどちらが良い悪いというものではなく、1日のリズムに合わせて交互に働くことで健康な状態が保たれるので、正常に交感神経と副交感神経とが切り替えられる必要がります。

ホルモンバランスの乱れは自律神経の乱れにもつながり、自律神経の乱れ はホルモンバランスにも影響し、相互に作用しあっています。

この場合、自律神経の乱れだけを調整しても原因は解決しません。
冷え症セルフチェックで原因をふたつまで出しているのは、こういう場合があるからです。

 

冷え症

Posted by たかお