冷え症の原因:体の活性不足

2015/10/26 月曜日

当然ながら、これがもっとも重要です。

人間のような恒温動物は十分な熱を発することができれば、冷え症などの悩みはないのです。
同時に十分に燃焼していれば、肥満にもなりません。

通常成人の体温は36.5度前後ですが、体温が35.5度前後しかない場合は低体温の状態です。現代では平熱が35度台しかない低体温の人が増加していて、普通になっています。

低体温とは手足などが冷えているとは限りません。内臓などの体幹の温度低くなっている状態をいいます。

体温が低くなると自律神経系は熱を外に逃がさないように働き、体表面や末端への血液の循環を滞らせ、汗をかかなくなったりします。
また免疫力が低下し、風邪などの感染症にかかりやすくなります。ウイルスに感染すると、通常は体は体温を上げてウイルスを死滅させようとしますが、もともとの体温が低い体温では内臓の温度が上がりにくいため、感染症が治りにくくなります。

体温が低いと体幹部の熱を保つために末端の毛細血管は収縮して血液循環が悪くなり、全身の血流が滞るために骨盤内 もうっ血します。

また、脳への血行、栄養の運搬も阻害されていますから、「頭がうまく働いていない状態」です。

ぼーっとしている、冴え渡っていない、という人は要注意です。

人間が消費するカロリーの1/4は脳が消費するのです。

普段の生活において、体温があがりにくくなる要素をあげてみます。

食事の改善

おなかさえ膨れたらいいと、炭水化物と脂肪ばかりの食事を撮り続けていると、筋肉を作るタンパク質と燃焼を助けるビタミン・ミネラルが不足します。具体的には亜鉛・セレン・鉄・マグネシウムやビタミンB1・B2です。

ダイエット

良い食事をとらないことと同等ですね。
困ったことに筋肉の減少により基礎代謝が減り、ますます冷え症になっていきます。

また、栄養不足なので頭脳も働きません。

運動不足

筋肉が多いほど、基礎代謝はあがり、温度変化に強くなります。

対策

したがって、必要な栄養素を取り、燃焼に役立つミネラルビタミンを取る。

エネルギーとなる物質をきちんと摂る。

体の熱を上げやすいハーブ、野菜を取る、といったことが基本的な熱を上げ、力をつけることになります。

 

冷え症

Posted by たかお