SE-5 1000ワークステーション

2023/12/6 水曜日

2013年にSE-5 1000の開発者ドン・パリス博士は新しい機種を発表しました。

それがこのSE-5 1000ワークステーションです。
この機器は一言でいうと、バランス専用の機器です。Balancing Only Instrumentということで短くBOIと呼ばれています。SE-5で使われているスカラーアンプとChi-Oのスイープジェネレータの技術の組み合わせから生まれました。

SE-5は分析とバランスの両方を行えるのですが、多くの使用者が本格的に使いはじめると多くのSE-5を必要としました。SE-5の基本概念を考案したフランク博士は19台、マリオン・アディノルフィ博士は20台のSE-5を使っていました。

たとえば、お昼に6人の大掛かりな分析をし、6人分のバランスを夜やるとします。ひとり分が6-8時間必要だとすると、翌朝になり、ようやく二人目となります。これでは翌日のお昼は分析に使えません。

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ワークステーションがあれば作業が変わります。分析が終了したらSE-5 1000をとりはずし、BOIをつなぎ、バランスをとればいいのです。もちろんパソコンとBOIは必要なだけいります。「写真)

BOIには機能制限があります。ポテンタイズや対象物へのバランスはできますが、大掛かりなものを扱うための出力ケーブルはありません。当然ですが、分析はできません。
スタンドアロン(PCを接続しない)だとホログラムカードを差し込んで使うだけとなります。

注意:この機器はSE-5 1000の補完ですから、SE-5 1000のオーナーだけが購入できます。

ひとつのSE-5 1000のユーザーは5台のBOIを買えます。
5台同時にご購入いただけると25枚のプログラミングしていないホログラムカードをさしあげます。

詳細については別途、お問い合わせください。

ドン・パリスからのBOIの使い方の説明のYoutubeです。英語を聞かないでもSE-5 1000のユーザーなら、なにをしなくてはいけないかわかると思います。