ソルフェジオ音階
ソルフェジオ周波数とは
音による神秘的な作用でもっとも有名なものは、ソルフェジオ周波数でしょう。
歴史的に、11 世紀にグレゴリオ修道士が瞑想の詠唱で使用した瞑想音楽に関連付けられているグレゴリオ聖歌は、 6 つのソルフェジオ周波数 (396hz – 417hz – 528hz – 639hz – 741hz – 852hz) に基づいていました。元のスケールは、Ut-Re-Mi-Fa-Sol-La に割り当てられた 6 つの上昇音符でした。
ソルフェジオ音階を使った曲は、潜在意識と意識に影響を与え、エネルギーのバランスを取り、宇宙との癒しを刺激すると信じられている周波数に基づいています。
(といっても当時はきちんと周波数を出すことは困難だったことでしょう。)
グレゴリオ聖歌は人間の心理と生理に測定可能な影響を与えます。インペリアル・カレッジ・ロンドンの神経科学講師であるアラン・ワトキンス博士によると、聖歌を歌う人は、歌っている間、その日の心拍数と血圧が最も低くなります。他の研究では、古代の曲を歌うと疲労が軽減され、うつ病が軽減されることが示唆されています。
1974年、医師で薬草学者のジョセフ・プレオ博士によってソルフェジオ周波数が再発見されました。彼は直感的に数の書 (ヘブライ語の聖書) に導かれ、ピタゴラスの数削減法と呼ばれる数秘術の手法を通じて、6 つのコードの発見につながりました。
1988 年、生化学者の Glen Rein 博士は、ソルフェジオ音階を使ったグレゴリオ聖歌をスカラー オーディオ波に変換して録音しました。
DNA に影響を与えるテストとして再生されました。紫外線の吸収を測定することで、Rein は音楽が DNA に与える影響を記録することができました。
歌は光の吸収を最大9%増加させ、Reinはソルフェジオ音階の音の周波数がDNAに共鳴を引き起こし、治癒特性を持っている可能性があると結論付けました。
これがソルフェジオがDNAに効くといっている根拠の研究のようです。
とある英語のネット記事を読んでいると、528Hzが細胞膜を開き、DNAへRNAを介して新しいプログラムが可能となる、ということをレオナルド・ホロヴィッツ博士が発見したともありました。
各周波数の特性
ソルフェジオ周波数が議論されるようになってずいぶん経ちました。世界中でいろいろ試され、だいたい以下の意見に集約されるようです。
日本で言われている効能と多少違います。
174Hz
筋肉をリラックスさせ、緊張を緩めます。呼吸が自然とゆっくりとなるはずです。瞑想に入りやすい状態となります。
痛みと緊張を緩めることについては、ある大学病院の研究でこの周波数を流して音楽を聞くと、患者の回復が早くなったり精神状態の改善が、聞かない人よりも、みられたということです。
285Hz
心の安定をより強固なものにするために、自然治癒力を促し心身を整えるといわれています。
安全を感じるルートチャクラに関連しています。 この周波数は、損傷した臓器や組織を再構築するようメッセージを送ることで、組織の治癒を助けると言われています。
396Hz
罪悪感、トラウマ、恐怖心、不安の感情を緩和させるといわれています。
また、個人的な目標を達成する道を塞いでいる罪悪感や否定的な信念を排除するのにも役立ちます。
マントラを唱えてハーモニーを得ることもできます。
417Hz
意識と無意識に働きかけ、回復力を高める助けとなります。
仙骨チャクラに関連しています。過去のネガティブな記憶や否定を取り除き、前に進めるように促します。
安心感を感じられるでしょう。
432Hz
これが自然に存在する普遍的な周波数です。
イタリアで実施された 2019 年の研究では、この周波数にチューニングされた音楽は、440 Hz と比較して心拍数が遅くなることが示されました。
この周波数は心に安らぎと幸福感をもたらし、ヨガ、瞑想、または睡眠に最適です。(以下に掲載しているバイブレーション10には含まれません)
528Hz
変容と奇跡、DNAの修復により、エネルギー、意識、明晰さが増し、スピリチュアルな悟り、目覚め、創造性が活性化されます。
病気や病気を浄化します。
日本の2018年の研究では、この周波数に合わせた音楽が内分泌系と自律神経系のストレスを大幅に軽減したことが報告されました。
また、この周波数によって細胞寿命が約 20% 増加したことも注目に値します。
639Hz
対立するものを統合し緩和させることから、人間関係の向上が期待できるといわれています。
自分自身、自分の人生、そして大切にして愛する人たちについて瞑想することで、人間関係を癒し、再度よい関係を作ることを助けます
741Hz
本物の表現力・解決力、クリーニングを支援し、心の世界の広がりにより新しい自己表現方法を発見することにより、感情の安定性を向上させます。
それにより問題解決、体の浄化、直感を目覚めさせ、明確に思考に集中できるようにします。
より深い直観を得ることができます。
852Hz
宇宙とあなた自身との調和を生み出し、精神的な秩序を回復するのに役立ちます。
これは、不安や緊張を感じている場合にとくに勧められる周波数です。
あなたを落ち着かせ、ネガティブな感情をポジティブな感情に置き換えるのに役立ちます。
直感を高め、スピリチュアルな存在と調和させることができます。宇宙に遍在するスピリットとつながり、自分自身に調和を取り戻すことができます。
963Hz
一体感、団結、悟りの余地を生み出し、純粋で明るいビジョンと思考を可能にします。
純粋で明るいビジョンと思考が心に浮かびます。
チャクラとの関係
これらの効能がチャクラを活性化するから起きるとする説があります。
UT | 396Hz | 9 | 罪・トラウマ、恐怖からの開放 (ムラダーラ・チャクラ) |
RE | 417Hz | 3 | マイナスからの回復、変容の促進 (スワディシュターナ・チャクラ) |
MI | 528Hz | 6 | DNAの修復、奇跡、理想 (マニピューラ・チャクラ) |
FA | 639Hz | 9 | 人とのつながり、関係の修復 (アナハタ・チャクラ) |
SO | 741Hz | 3 | 表現、問題の解決 (ヴィシュダ・チャクラ) |
LA | 852Hz | 6 | 覚醒、直感 (アジナー・チャクラ) |
ソルフェジオ周波数における数の組み合わせ
この周波数がなぜ数秘術と関係があるかというと次の図をご覧ください。
147, 258,369の組み合わせからできているからなのです。
とくに369については、
3、6、9の素晴らしさを知っていれば、宇宙の鍵を握っていることになります。
— ニコラ・テスラ
ということで、重視されています。
上の関係図からは導きだせませんが、432Hzも議論されている周波数です。
現在の西洋音楽は(ラ=A=440Hz)となっていますが、昔はさまざまな低めの周波数がAとして使われていました。
実際、今でもバッハの曲などを古楽器で演奏する場合、432Hzにチューニングしている演奏会もあります。もっともさらに低い415Hzへのチューニングがなされることもあります。
周波数を正確に再現できるようになったのは、音叉の発明によります。音叉は1711年にイギリスで最初に発明されました。フランスで広まったのが19世紀です。
歴史を考察すると、528Hzなどという正確な周波数の議論は早くて19世紀なのです。
それでも432Hzや528Hzが重用される理由はいやし効果にあります。
Youtubeに演奏の比較が掲載されているので体験してみてください。
432Hzから440Hzへの変更についてはさまざまな陰謀論がありますが、割愛します。
数学的に見つけた根拠としては、シューマン共振の7.83Hzを55倍すると、430.65Hzという近似値を得られます。
ソルフェジオ音階の使い方
どの周波数をどういう順番で聞くかといったことについて特定の方法はありません。
直感に耳を傾け、あなたに共鳴するものを見つけてください。通常、あなたにとって最良の選択は、最初に頭に浮かぶことです。
しかし、ヒーリングが必要だと特定の目的を感じた場合は、上記の説明からどの音を聴くかを決めることができます。
別にヨガの瞑想的な姿勢で聞く必要はありません。横になったり、あぐらをかいて座ったり、立ったり、自分に合った方法でバックグラウンドミュージックとして、これらのヒーリング周波数に身を置くことをお勧めします.
音楽を一緒にかけてもかまいません。
それでも同じ周波数がずっと聞こえているのは苦痛になってくるかもしれません。
その場合、マインド・クラフトの製品はスカラー波で該当周波数を発生する機能がありますから、お使いください。
冒頭の「1988 年、生化学者の Glen Rein 博士は、ソルフェジオ音階を使ったグレゴリオ聖歌をスカラー オーディオ波に変換して録音しました。」ことでDNAへの影響を発見したことを思い出してください。有効な方法なのです。
ソルフェジオ周波数の癒しの特性を感じるには、さまざまな経験した人の意見より、週に数回、4 週間、15 分間のリスニング(再生)をお勧めします。
できるならば自分がどのように感じているかを記録し、1か月前との違いを感じているかどうかを記録することをお勧めします.
ご存知のように普段の私達は一ヶ月前の自分の状況など忘れてしまっていますから。
バイブレーション10
さて、音を発生する装置のご紹介です。
よく巷で話題になる 7.83Hz,528Hz, 639Hz, 741Hz, 852Hz, 963Hz, 174Hz, 285Hz, 396Hz, 417Hzの10種類の周波数を発生します。
赤いボタンが電源で、投入直後は7.83Hzからスタートします。
シューマン周波数
7.83Hzはシューマン周波数と呼ばれ、いろいろな効果が体験されている周波数です。詳しくはこちらをご覧ください。
さて、黒いボタンを押すと周波数が切り替わります。
動画です!
パワーオンすると、確認用にLEDが全部光り(8888になる),それから周波数を発生します。(7.83Hz発生機能以前の機種なので、528Hzから始まっています)
三種類の出力
この装置は3種類の出力のバリエーションがあります。
まず、なにも繋いでいない状態では以下の機能が働きます。
本体の裏側は透明なので、内部を見ることができます。
無誘導巻のコイルのパターンがあります。
そこから、スカラー波が発生します。
次に、
モニター用のスピーカーが添付されています。
出力ジャックに差し込むと7.83Hz以外はその周波数が聞こえると思います。
大きい音で聞きたい場合は、外部のアンプなどに接続してください。
さらに、
コイルを接続することもできます。
デスクトップタイプのシューマン周波数発生機で使っているコイルです。
シューマン周波数をコイルで体験したい場合は、お使いください。
いろいろな出力形態をご用意している理由は、シューマン周波数は人間の耳に聞こえる周波数ではないので、通常はコイルを使います。
ソルフェジオ周波数は聞くことができるので、スピーカーを用意してあります。
しかし長時間、単調な音を聞くことは苦痛です。
アンプなどで他のオーディオ機器と混ぜて使うか、コイルで体験してみるなどを試してみてください。
ショップにも掲載していますが、この機器は台数限定でアウトレット製品です。
こちらの製品でもソルフェジオ周波数を体験することができます。