テロメアを保つ
テロメアは、染色体の末端にあり、細胞の一部細胞が分裂するごとに一定量短くなり、ある程度短くなると細胞そのものが分裂できなくなり、寿命を迎えます。
ただし、テロメアが短くならないときがあります。テロメアを修復する酵素、テロメラーゼというものがあり、生殖細胞やがん細胞ではこのテロメラーゼが働いてテロメアは常に一定量確保されるので、永久に細胞分裂が可能です。いわば「不死の細胞」ですね。
じゃぁ、細胞にテロメラーゼの遺伝子を組み込んだらどうなのよ? はい、ただいま研究中です。ほんとうに不死の細胞で若いままかどうかは不明ですが。
現在、テロメアの短縮を防止する策は3つです。
運動
週3時間以上の運動習慣のある人は、運動しない人に比べて寿命が9年長くなることから、運動が若さを保つカギになることがイギリスの大学の研究で明らかになりました。運動習慣のある人ほど、テロメアの長さが長いそうです。
(Clinical NUtritionより)
ビタミンD
ビタミンDは日光を浴びることで、できるビタミンとして有名です。食事からだけではなく、日光を浴びることが大事です。
ビタミンD濃度が高い人ほど、テロメアの長さが長いことが分かっています。ただし、ビタミンDを摂取することが、即、老化抑制かどうかはわかりません。
それでも、ビタミンDは、骨を丈夫にするための必須ビタミンですから、不足は骨の老化につながることは間違いないです。
活性酸素を防止
テロメアを傷つける活性酸素の害から守るということが考えられます。
もっともお勧めするのは、水素を取ることです。「奇跡の泉」の多くは活性水素がまざっていることがわかっています。水そのものを購入すると高いので、水素水を作る機材はこちらでご紹介します。
オリーブオイルを一日、大匙2杯取る。これも活性水素を減らすことがわかっています。