パワーストーン

2021/5/23 日曜日

パワーストーンを扱うことは長年ためらってきました。

なぜならば、具体的効果に乏しいのと多くのデタラメがまかりとおっている分野だからです。

古代から石は貴重なものとされてきましたが、大半は宝石です。これは言うまでもないことですね。

一方、宝石以外で珍重されてきた石は限られます。各種水晶、翡翠、琥珀、黒曜石といったところでしょうか。

とくに翡翠は現代中国以来、「玉(ギョク)」と呼ばれ北京や台湾の故宮博物館などを訪れれば大量に使用されていたことを見ることができます。
少し話は脱線しますが、翡翠は大変に硬いため15センチ四方の翡翠板一枚を切り出すのに、推定で職人一人の一生を費やしただろうと言われています。それで屏風やら何やらを作っている古代中国王朝に底知れぬ怖さを感じます。

南アメリカなどでも翡翠による仮面が出土していることから、世界的に珍重のされ方は並みではないことがわかります。

次に重用されているのは水晶ではないでしょうか。冒頭の水晶ドクロもそうですが、透明でさまざまな色をもつ水晶は古代からいろいろ使われてきました。

古代エジプトの彫像の大半は黒く塗った水晶を目としています。(虎目石が使われているという記述を日本で見かけますが、古代エジプトの彫像でそういう例を私は発見できていません。ほとんどは水晶です)

とくに日本では水晶は容易に算出したところから日本の国石でもあります。

スピリチュアル的にも生成されたままの結晶を手にできるのは水晶くらいといっても過言ではないでしょう。ご存知のようにスピリチュアルの世界では水晶は思念を記憶しやすい、増幅しやすいとされており、瞑想や儀式に最も活躍する石です。

ここが他の石との圧倒的な差のように感じています。他の石は結晶で産出するものは少なく、球形や変わった形に加工する技術が発達してから、近年、出回ったものばかりです。

クリスタル系の石は他の石と異なり効能が伝説ではなく、スピリチュアルな経験をした人が身近に多いことと誰が効能をいっているかがはっきりしていることが特徴です。

エドガー・ケイシーは「水晶は体の力を集中し、多くの影響力が流入する経路を開いてくれる。それを神の名の下に、神の義の下にのみ使うならば、多くのものがそこから得られるだろう」

ドリーン・バーチュも瞑想の際に水晶の利用を勧め、

バーバラ・ブレナンは著書「光の手」の中で「水晶(クリスタル)は、ヒーラーのエネルギーシステムを保護するのに役立つ。透明なクオーツまたはアメジストを太陽神経叢の上に置けば、あなたのフィールドを強化し、DOR(ライヒの言う、死んだオルゴンエネルギー)などを浸透させにくくする。」といい、使用しています。

マインド・クラフトでは実証が進んでいる水晶系の石を扱います。

2021年5月追記)チャネリングの再トレーニングをしておりまして、スピリチュアルな存在にパワーストーンのことを聞いてみました。

「石と意志の発音が同じであることは偶然ではないのです。石に意志をこめることは誰でもできます。
石を両手に挟んで叶えたい意志を伝えてください。
いつもどおり、その意志は達成された時の波動でなければなりません。
「カレシができますように」ではいつまでもカレシを探す意志が書き込まれます。
「カレシがいて幸せ」という意志を石に伝えてください。

そうすれば石は一種の波動発生機のような働きを始めます。
いつも持って歩く必要はありませんが、身近にあることは大事です。
あなたの意志ですから」

このような考えからブレスレットなどであるならば同じ種類をオススメします。

なお、余談ですが、金運を呼び込みたいのであれば、ダントツで深緑色の翡翠(硬玉:ジェダイト)がいいようです。
勾玉にしてクビからかけておいてください。
実は深緑色の翡翠でできた勾玉はめったに入手できません。
ほとんどが偽物ですから、鑑定書付きのものを見つけてくださいね。

代替療法

Posted by たかお