EFT療法
EFTエネルギー療法
根拠はないが効果抜群!
EFT(Emotional Freedom Techinic)といわれる不思議な療法があります。症状や意識のネガティブな部分をつぶやきながら、顔と手のツボを軽くたたく(タッピングする)だけで、症状がなくなったり、意識がラクになります。
理論としては、「ツボをたたくことで潜在意識との壁が取れ、和解が成立する、」とでもいうべきでしょうか。
特別な機材もいらないし施術そのもののノウハウはほんの数ページ。どんな症状にも同じことをすればいいだけ。工夫するのはつぶやく言葉だけです。アチューメントもなにもいらないのです。まさに部屋でひとりでできる、けれど効果抜群の方法です。
さらに、この療法が深いものをもっている点は、ひとつの症状を消し、さらに出てくる過去のトラウマ、心のわだかまりを次々に消していくことを目指していることです。
代替療法においてはほとんどが「病は心から」という言葉を深くかみ締めることになります。もし、これが真実であるならば、治らない病気はないことになる。EFTはそこで逃げずに「まずは試してみてください。」と受けてたってみせているのです。
EFTの起源
方法については、後ほど触れます。先にEFTについて語る場合、その前身ともいえるTFT(Thought Field Therapy)について語っておきましょう。TFTは、ロジャー・キャラハン(Dr.Roger Callahan)医師が次のような経験をしたところからスタートしているといいます。
キャラハン博士が深刻な水恐怖症でシャワーさえ浴びるのが苦痛な女性を患者としていた。ある日、プールのめるところでこの女性の治療をしていたところで、キネシオロジーの教えるところの、つぼを刺激してみたらどうだろう?と考え、「水を見るとおなかの具合が悪くなる」という女性患者の訴えから、胃のツボである目の下を軽く叩いてみた。すると、女性患者はおなかの痛みが取れ、プールで水遊びをし始めたという。この成功からツボを叩くことと身体的な問題の関連を調査し、Callahan Techniquesとして公開した。これがTFTに発展したわけだが、TFTは症状によりツボをたたく方法が何通りもあること、また、さまざまな機器を必要とする。
キャラハン・テクニックの第一期生としてゲリー・クレッグ(Gary Craig)がいました。彼は、もっとシンプルにできないかの研究の末、EFTを編み出したのです。EFTもTFT同様に、85%以上の成功例を誇り、効果は半永久的だといわれています。
EFTの効果
代替療法を行いながらEFTを補完的に使うことで、大きなメリットが見出せると思われます。なにか、こだわりの療法があるのなら、それをやり、EFTをやってもなんの矛盾も起きません。ここがすごく便利なところです。
最近はEFT-Japanより願望達成などへの応用が試みられています。
その主張によれば人は願望達成するということは、今までのレベル以上になろうとするわけで、それは「快」な段階を超えてしまい「不快」になってしまう。この不快は過去のネガティブな思いなどに由来する。それゆえこのネガティブな思いをEFTで解消すれば願望達成は失敗しなくなるという。
つまりEFTそのものを使い、アファーメーションを工夫することでいい結果を「ひきよせよう」というのです。
同様にしてビジネス面への試みもされています。
やり方
EFTについて調べると古い本などもあり、なんとおりかの方法があるが、現在、EFTジャパンが推奨している方法の概略は次のとおり。
(参考:タッピングポイント)
- 測定直したい愁訴が、1から10くらいの段階でいえば、どれくらいかを明らかにする。
- 直したいことについて原因を考え(わからないならわからないでいい)、そうであることを「受け入れる」とアファーメーションする。セットアップ行為そのものは、体のエネルギーを正常にする準備動作だが、セットアップをしながらアファーメーションを「言葉にしていう」。さらに、一言で要約した言葉を次のステップで使う。これをリマインダーという。(アファーメーションについては後述)
- アファーメーションを唱えながら、決められた順番でツボを指2,3本でトントンと軽くたたく。納得できるまで、ツボをタッピングしていくことを繰り返す。
- 測定愁訴がどれくらい改善したか、また、数字で表す。ゼロになるまで、このサイクルを繰り返す。問題が複数の問題から構成されることは、よくあることで、ひとつひとつこのプロセスを繰り返す。
ボディワークでよくあるとおり、言葉にすると煩雑だが、やってみせれば簡単なものだ。EFTジャパンのウェブサイトに無料のマニュアルがあるので、それを見ながらやれば十分できるし、他人に対してするのでなければ、どんどん試してみてほしいとEFTジャパンもいっている。
アファーメーションは基本的に「(ネガティブな事実)であることを認めます。でも、(ポジティブな状態なのです。)」という形です。たとえば、「私はウナギが大嫌いで、あのヌルヌルに悪寒が走ることを認めます。でも、そういう私を許します。」というような形です。
個人的感想
実は私は自分の問題解決用に、とレベル1の講習を終えています。その経験から、わざわざ講習に出るまでもないし、それをEFT-Japanは否定していないのです。(ただし、人にしてあげたりする場合は、しかるべき資格を取ってください、といっています。いろいろその人の心の内面が噴出してくるので、カウンセリングの能力が必要となります。)
そして、簡単ながら効果は確実に見出せます。ぜひ、ひとりででも試みてみてください。
2008年11月には「EFTとビジネス」という講座にも出てみました。というのも、スピリチュアルとビジネスというリアルを統合するというのは、Mind Craftのテーマでもあるからです。
講座の講師の武田さんが次の本を出版しました。
この本はEFTに興味があれば、買いましょう。「エモーショナルデザインシート」という悩みの整理方法とEFTによる解決がうまく組み合わさった、すばらしい本です。
EFTビジネス講座
彼がビジネスがらみの講座をやるというので、EF-Japan主催の「望む集客を引き寄せる特別講座」に行ってきました。。二日間で,武田さんによるマーケティングの最低限の知識(左脳)とブレンダさんによるEFTを使った顧客の引き寄せ方(右脳)でした。
マーケティング手法は、グラッサー博士の選択理論というおもしろいものでした。EFTを使って顧客を引き寄せるのは、まんま「お客が来る」ことをアファーメーションとしてEFTすることです。
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