True Man Show
やっと、廉価にDVDでゲットした。ほんとに興味深い映画。
トゥルーマンという主人公が生まれおちた時から、大きくなるまで巨大なセットの中でテレビ番組として放映している、という壮大な話だ。つまり3x年間、放映しっぱなし。番組内にでてくるものはすべて売られているもの。
その番組のプロデューサーが「インターナルCEO」みたいなもんなのさ、ってのが「第11番目の鍵」の主張だ。
しかし、最後にトゥルーマンは、セットの終端につきあたり、非常階段から出ていく。そして、父とも母ともいえるプロデューサーの元を去る。
ここは我々とは違うところだろうな、と思った。我々は死ぬまで「インターナルCEO」の世話になるか、下手すればその存在すら知らないままに死んでしまう。トゥルーマンのように、インターナルCEOの支配する世界から脱出できる人(きっと、悟りを開いた人だろうな)はほとんどいやしない。
もっと手前のインターナルCEOの力を信じることすらあやふやなのだから。
彼の力を信じないで不安になるのが普通の人。もし、彼の力を信じきることができるのであれば、それは感謝となるのだろうな。
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