アンチエイジングとは

2011/11/20 日曜日

日本でもようやくポピュラーになってきた、アンチエイジング。老化を遅らせる試みのことをいいます。もう、大金持ちはこれしか関心がない、という分野です。

代替医療の分野でも一大テーマですから、多くの情報が入ってきます。さまざまなサプリメント類について解説していきたいと思っております。

男性の方は関係ないとお考えでしょうか?いえいえ、次のような自覚症状はありませんか?

  • 朝からヤル気が起きない
  • 睡眠が途切れる
  • ムリすると疲れが続く
  • 頭痛、しびれ、ほてり
  • 朝起ちってなんだっけ?

これらは実は老化現象です。

さて、このページでは老化の原因を概観します。これらの作用を変えることがアンチエージングの手段となります。ちょっと面倒くさいですけど、ここを理解せずに、「アンチエイジングは食生活だ」とか、根拠もなく「これが効く」とか唱えて販売している人が理解できていない体たらくをさらけだしているサイトばかりなので、体系だててご紹介していきたいと思います。

老化とは、なにが起きているのか

1.コピーエラー
細胞が新陳代謝する際にDNAが活躍していることは、みなさんご存知だと思います。遺伝子の情報が新しい細胞にコピーされていきます。この時、コピーエラーが起きないようにDNAは修復機能をもっています。にもかかわらずコピーエラーは起きるのです。このエラーが老化の大きな原因のひとつです。詳細はこちら

2.テロメア
細胞分裂には限界があります。(ヘイフリック限界)染色体の末端にはテロメアと呼ばれる部位があり、細胞分裂にしたがい減少していきます。テロメアが一定の長さになると細胞分裂は停止し、老化した細胞となります。
ただし、ものごとには何事でも例外があるとおり、ヒト生殖細胞はトロメラーゼというテロメアを延長させる酵素をもちます。このため、無限に分裂が可能であり、子孫に一定の長さのテロメアを引き継ぐことができるのです。詳細はこちら

3.アポトーシス
有害、不要となった細胞は常に体内で生じます。例えばガン化、ウィルス感染、自己抗原に反応した細胞など。これはアポトーシスで死滅させられます。いわゆる意図的な細胞死です。表皮も基底細胞が角質になりアポトーシスにより死滅するのです。また、老廃物がたまり、機能低下した細胞もアポトーシスにいたります。詳細はこちら

4.酸化
細胞内で活動エネルギー(ATP)を作り出しているミトコンドリアは、活性酸素によりエネルギー生産力の低下を引き起こします。また、酸化は細胞のみならず、脂質・糖質も酸化による変性も進行させるのです。詳細はこちら

5.新陳代謝の低下
上記の原因にいたる前の原因ともいえますが、エネルギー変換の効率の低下があります。90%はミトコンドリアで生成されたATPを細胞内で分解することで得ます。このサイクルの効率がさがります。詳細はこちら

以上の理由で、老化は進行します。さまざまなサプリメントなどをご紹介しますが、上記のどれを食い止めるかを明らかにして効能をご紹介したいと思っています。せっかくですから理由のある投資をしましょう。
主にアマゾンの商品をご紹介します。

一般的には化粧品では、皮膚そのもののケアにはなるのでしょうが、アンチエージングは上記のように細胞の新陳代謝の議論です。塗りたくるだけではむつかしいと思います。